大手消費者金融なのに金利が高すぎ?法律改正で安心してたら大間違い

大手でも金利が高いことがある?

大手消費者金融なのに金利が高い!――こういった不満を訴えている人を見かけたことはありませんか?法律が改正されて金利が安くなりました。けれどこの安くなった金利だから大丈夫、このように考えて借りてみたところ、金利が安くないような……?

法律改正で安心して借り入れだけして金利を自分自身で調べておかないと、後になって後悔するかもしれません。安心してたら大間違いなんてことになっているかもしれませんよ?

三社から借り入れた

Aさんがプロミスから、Bさんがアコムから、Cさんがレイクから、それぞれ30万円ほど借り入れました。例ということですので、一番最初の金利は14%でどの会社も同じであったと仮定します。毎月三人は1万円ずつ返済をしていきます。

返済が進むと金利が高くなることもあります。少ない金額を借り入れると返済につく利息が高くなりますから、金利も増えているということになります。ですから当然最初の金利は本当にそれこそ一番最初の借り入れた額の金利ということになるのですね。

その逆で多額の借り入れをすることで金利はかなり低くなります。ですから一括で借り入れて一括で返済してしまうのがもっとも安い金利で借り入れ出来る方法ですが、この方法はそれこそ現実的な方法とは言えないでしょうから今回は使わなかったと考えてください。

じょじょに返済が進んで減ってきたはずと考えていた三人、ですがなぜか一社だけ減っていないように見えるという話が聞こえ出します。さて、これはどういうことなのでしょうか?金利の計算ミスでしょうか?だとしたら、金利を下げて貰うことは可能なのでしょうか?

法律が改正されましたが、もしかしたら間違っているのかもしれない

法律が改正され、利息制限法というものが出来たとき、金利には上限が設けられました。それは18%という金利です。ちなみにこれをオーバーしている会社は皆闇金融ということになります。ですから返済額が減らないということは、なんらかの理由でこの金利をオーバーしてしまっている可能性が高いということです。

このように支払いすぎていないかどうか気になる場合、支払い義務のある金額であるのかどうか、取引当初にさかのぼって計算しなおして貰うことが出来るのです。再計算して貰って支払う必要のある金額を算出して貰いましょう。

まず行ってほしいのは消費者金融に電話してください。電話一本で取引履歴を請求できます。そしてインターネット上に存在しているソフトがあるのですが、計算ソフトをダウンロードし、これに取り寄せた履歴通りに返済した日付、そして金額を丁寧に間違いのないよう打ち込んでいきましょう。するとあなたが本来返済する必要のあった金額がぱっと計算されて出てきます。

この計算ソフトによって結果が出てきますが、ここでマイナスと出れば過払いとなります。つまりはあなたが無駄に払いすぎていたということですね。ですからこのAさんBさんCさんも、誰かが過払いになっているかもしれないのです。

違和感を抱いたら即請求をすること!

ですから金利を下げるのではなく、過払い請求と言う形で返済額と相殺して、返済額をもとの数字に戻して貰うことが出来ると言うことです。こういったことは大手消費者金融であろうとも、名も知られていないような消費者金融であろうとも、あり得ることです。

ちょっとした数字の入力ミスなどで起こることですから、ちょっとでも自分でおかしいと感じたら、早急に取引履歴を請求して、過払いになっていないかをチェックする必要があります。

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