新生銀行のカードローンがレイクになった?これってどういうこと?

これは銀行?それとも消費者金融?

新生銀行のカードローン、これは銀行が発行しているカードローンなはずですが、実はこれ、いつの間にか新生銀行が発行しているカードローンがレイクになってしまっているんです。これってどういうことなのでしょうか?新生銀行からカードローンを利用できなくなったということなのでしょうか?

実は新生銀行になったレイク

新生銀行のカードローン【レイク】ですが、これは消費者金融なのでしょうか?それとも新生銀行なのでしょうか?二つの名前がくっついていることで少々戸惑ってしまうものですが、あなたはどちらであると思いますか?

実はこれをきちんと理解するには、ある消費者金融業界全体を襲った事件を勉強する必要があります。レイクを子会社化した際に新生銀行はレイクと言う消費者金融にカードローン業務を任せることにしました。この時の新生銀行カードローンレイクは、そのまま消費者金融と呼べるものであったでしょう。けれどここで終われば簡単な話だったのですが、事情は変わってきます。

消費者金融業界全体に対し、出資法という法律の規制がかかりました。それまでにも貸金業法などの縛りが一つ一つ足されていっていた最中であったところに、更に出資法の行現金利の見直しが入り、段階的にレイクのような消費者金融は締め上げられていくことになりました。

ぎゅうぎゅうに締め上げられて大手消費者金融であったレイクでさえもたまらず悲鳴を上げてしまいます。このままでは新生銀行の子会社であろうとも存続が厳しい、それほどまでに追い詰められてしまったのです。

ではどうするか?――レイクは利益の縮小を余儀なくされ、小さく小さくなっていき、存続が出来なくなっていきました。大幅な減益に赤字、これ以上はもう続かないというところまで追い詰められた時、親会社である新生銀行が子会社ではなく完全に吸収してしまうことでレイクを残す形にすることを決定したのです。

つまり、現在レイクは名前のみ残されているような状態で、新生銀行に完全に飲み込まれたような形となっているのです。つまり新生銀行カードローンレイクは新生銀行そのものであると考えて良いと言うことですね。

現在のレイクはそうなると、消費者金融と言う枠ではなくなり、新生銀行であるのですから【銀行】になったということです。ですから新生銀行のカードローン=レイクという名前である、この認識こそが正しいということなのですね。

ですからレイクには現在、総量規制などの縛りもありませんし、他の貸金業法などに縛られているということもありません。銀行の法律を守ること、それが今のレイクに課せられた縛りなのです。

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